明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
年末年始、私は、実家の岐阜県大垣市に車で帰省しました。
その時に、ふっと思いついたこと、車の安全運転と食品の安全製造とは共通点が多いということです。
食品安全での一般的な管理(一般的な衛生管理)は、運転以外ですべきことに該当し、車の整備・点検、交通ルール・道路標識整備、健康管理、アルコールチェック、教育訓練(啓蒙活動)が考えられます。
また、食品安全の危害要因分析と重要管理点(HACCP)は運転中に特に気を付けること、
よく言われることに、「かもしれない運転」と「だろう運転」で、まさに、「かもしれない運転」が危害要因分析をすることにあてはまると思います。
重要管理点としては、交差点(信号、一旦停止、右折車等々)、夜間・雨の走行時の歩行者・バイク等があてはまると思います。
さらに記録は、最近増えているドライブレコーダーで、まさに、何かあった時に自分が正しいことを証明、事故の原因解析、自分の運転状況振り返りにとても有効です。
今年も、クライアント様に行くときに、車の安全運転を遵守しながら、クライアント様の食品安全をHACCPという手法を活用しながら精一杯取り組んでいきたいと思います。
皆様も健康安全第一で、そして、食の安全・おいしさで健やかでさらなる上質の日常を過ごしていきましょう!
<参考>
「かもしれない運転」とは、事故を未然に防ぐために、常に危険を想定しながら運転する運転方法です。「かもしれない運転」では、次のようなことを意識します。
・物陰から人が飛び出してくるかもしれない
・前方を走行する車が突然停まるかもしれない
・交差点で右折する際に対向車がスピードを上げてくるかもしれない
・路地から出てこようとしているクルマは、こちらを認識できていないかもしれない
「かもしれない運転」は、危険を予測することで、危険な状況に陥ったときに適切な対応ができるようになります。また、危険を予測することで、自然と慎重な運転になり、安全運転の習慣が身につきます。
一方、「だろう運転」とは、自分都合よく交通状況を判断して、起こり得る危険を予測しない運転です。「いつも通る道だから」「これまで大丈夫だったから」と、危険な目に遭わずに日々通行しているような道でこそ起きやすいと言えます。