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食品工場経験を活かし5Sを基本にHACCP導入を親身に支援します

月度アーカイブ: 1月 2020

HACCP導入と二宮金次郎

先週金曜日に東京都写真美術館ホールにて上映されている「二宮金次郎」を見てきました。昔、小学校の校庭にあった金次郎像。薪を背負って勉学に励むという「勤勉」という印象のみが今までありましたが、600以上の村の復興を手掛けたそうです。保守的な人からの反発や邪魔にも、至誠という思いですべての人の心を動かす。私にはとうていできることではないですが、食の安全・おいしさで多くの人々を3S(健やか、スマイル、至福)でより上質な生活を送っていただきたいという思いをより強く思うこと、そして行動に移すことが大切と改めて感じた次第です。

HACCP導入と「びあけん」1級新年会

 先週土曜日(1月25日)、「一般社団法人 日本ビール文化研究会」主催の「日本ビール検定(愛称:びあけん)」1級合格者の新年会@恵比寿に参加してきました。初代から今年の7代目までの合格者+事務局で約50名。さすがビール通のメンバーによる集まり!会話も幅広くかつ深く、そして皆でいろいろなビールを飲み比べ。本当に楽しいひと時でした。今年は、クラフトビール人気を受け、20代の女性の受験申込者が最も増加したとのこと。まさにビール、そして食は人を笑顔に、そして至福の時を味わえると肌身で感じることができました。その基本も食の安全・おいしさがあってこそ。ますます自分の役割の重大性も身に染みた一日でした。

HACCP導入と妥当性確認・検証

先週木曜日(1月16日)、公益社団法人日本食品衛生協会主催の『HACCP妥当性確認・検証研修』に参加してきました。妥当性確認と検証・・・まさにHACCPの重要なプロセス。管理手段と管理基準(CL)の妥当性、モニタリング方法の妥当性、記録方法の妥当性など、妥当性の確認は、活動の前に適用され、それに対し検証は、HACCPシステムがHACCPプランに従って行われているかどうか、HACCPプランに修正が必要かどうかを判定するために行われる方法、手続き、試験検査を指し、活動後に適用されるというということで、それぞれの意味をしっかりと理解し実施することが大事だと改めて認識しました。

 今回の受講生は約50名で全国から、それもいろいろな経歴を持った方々の参加で、いよいよHACCP制度化が始まるという実感がわいてきました。本年6月1日施行。HACCPの重要性について認知を広げながら取り組んでいきたいと思います。

HACCP導入とGAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)

すでに昨年末になりますが、J(Japan)GAP指導員基礎研修に参加してきました。食の安全は上流からであり、農産物の安全・安心があってこそ、HACCPが活きるのであり。その取り組みの一環が農場でのGAPでの取り組みと考えています。GAPは、食品安全への取り組みはもちろんですが、それ以外にも環境保全の確保、労働安全の確保、人権・福祉に配慮した労務管理も含み、まさに農業の持続性に向けた取り組みです。今回学んだことを食品提供事業の皆さまにも共有しながら、また必要に応じ上流まで遡ることで安全・安心、そしておいしさの基盤を強固なものにしていきたいと思います。