HACCPに沿った衛生管理の制度化に伴い、全ての食品等事業者様は、すでにHACCPのしくみを導入している、今まさに導入を進めているところ、いやいやまだこれからと様々であるかと思いますが、HACCPに取り組んで安全・安心をお届けしていることをお客様にしっかりと伝えたい、また、第三者に認証してもらいたいがISO22000やFSSC22000の認証取得は敷居が高いという声を聞きます。
そんな中、「一般財団法人 食品安全マネジメント協会(JFSM)」が、日本の食品産業の大半を占める中小事業者でも導入しやすい食品安全マネジメント規格「JFS-A/B」を運営し、適合証明を出しています。
「JFS-A」は、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」、「JFS-B」は「HACCPに基づく衛生管理」に対応している規格で、それぞれ適合していると判定されますと「適合証明」が得られます。本日(10/29)現在で「JFS-B」適合証明された組織数は1032となっています。
この度、その適合を監査する、「JFS-A/B規格Ver2(E/L)監査員研修」を受講し、テストにも合格、修了証明書をいただくことができました。監査員としてお役に立てることも、また、監査を受けて適合証明をもらいたいという事業者様にも支援をしていきたいと思います。
ただ、大事なのは、認証や適合証明が目的にならないよう、しっかりとPDCAが回るHACCPのしくみ構築の支援をしていきたいと思います。