HACCP対応工場新設について考えてられる皆様へ
1. 新工場建設にあたって
(1) コンセプトをしっかりと持つ
(2) 貴社の強みを活かす、弱みを克服する機会と捉える
(3) 現状の生産量・生産品目と将来構想計画をたてる
(4) 予算計画(土地、建物、設備、ユーティリティー等々、イニシャルコストとランニングコスト、人員計画、公的な補助金・融資)は確実に
(5) スケジュール(いろいろな手続きで時間がかかる)
(6) 設計・施工のパートナー選び(食品工場の理解、アフターフォローも重視)
(7) 最新技術の収集(類似施設見学、AI、IoT、自働化)
2. 新工場建設に向けた具体的な行動
(1) 土地選定
広さ、地盤、アクセス、近隣環境への影響(臭気、騒音、振動、排気、排水等々)を考慮
(2) 建物
構造(鉄骨、鉄筋、プエハブ・・)、広さ、高さ、ゾーニング、低温環境、
防水環境、外装・内装材料
(3) 設備
移設または新規購入、生産方式、生産機器仕様書、製造ラインレイアウト
(4)ユーティリティー
電源、エアー、喚起、水、排水、メンテナンススペース、部品置場、
省エネルギー
(5)従業員関連施設(玄関、更衣室、便所、通路、休憩所・・)
交差汚染防止、従業員に優しく
(6)HACCP対応:ソフト対策とハード対策のバランス
①ドライ化
②ゾーニング(清潔作業区域、準清潔作業区域、汚染作業区域)
③動線計画 : ①物 ②人 ③空気
④従業員教育
3. FSSC22000認証取得に向けた対応も並行して進める
販路拡大、従業員意識向上(=品質向上)
以上