国内外の食品安全レベルの向上及び輸出に向けて中小事業者が段階的に食品安全に取り組むことができるよう、食品安全マネジメント規格の取得推進及び食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備事業の募集が開始されました。是非、有効に活用いただければと思います。

(1)「JFS規格取得モデル事業者」募集((一財)食品安全マネジメント協会HPより)

今般、(一財)食品安全マネジメント協会(JFSM)がモデル実証の対象となる事業者の公募を始めました。

募集期間:令和5年5月31日(水)まで

募集内容の詳細につきましては、下記サイトをご確認ください。

https://www.jfsm.or.jp/information/2023/230306_000773.php

※JFS規格とは

JFSMが運営する日本発の食品安全マネジメント規格です。

中小企業も取り組みやすいよう3段階制(JFS-A, JFS-B, JFS-C)となっており、そのうちJFS-C規格は国際食品安全イニシアチブ(GFSI)から承認を受けている国際標準に対応する規格です。JFS-A, JFS-B規格は2021年6月から義務化されたHACCPの衛生管理に対応しています。

(2)食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備事業(農林水産省HPより)

<募集の開始について>

令和5年3月13日(月曜日)より、「食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備緊急対策事業(令和4年度補正予算)」の追加募集、「食品産業の輸出向けHACCP等対応施設整備事業(令和5年度当初予算)」の募集を開始しました。なお、令和5年度当初予算事業の実施につきましては、予算成立が前提です。

本事業への応募をお考えの方は、以下の内容をご確認の上、整備する施設の所在する都道府県窓口にご相談いただきますようお願いいたします。なお、募集の締切日は各都道府県により異なりますので、各都道府県窓口に確認してください。

(参考)都道府県から地方農政局等への提出は、令和5年4月13日(木曜日)

<補助対象>

①施設等整備事業

輸出先国等の政府機関が定める、HACCP等の要件に適合する施設の認定、ISO22000、FSSC22000、JFS-C、有機JAS等の認証取得に必要な施設・設備の整備(新設・増築(掛かり増し分)、改修)及び機器の整備

②効果促進事業

認定・認証取得に向けたコンサルティング費や取得後の適切な管理・運用を行うための人材育成に係る研修費等(①の事業費の20%以内)

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/gfp/attach/pdf/haccp-33.pdf