先日の日曜日(1/24)に(財)地域産学官連携ものづくり研究機構の会場「テクノプラザおおた」をお借りして、改善インストラクター協会(https://kaizen-instructor.com/)主催で、そこのインストラクターで生産性向上支援の実務経験豊富な専門家の皆様に「HACCP勉強会」を開催しました。(ありがたいことに、光ネット株式会社太田様に取材いただきました。)狙いは、「HACCP導入と生産性向上は両立する(させる)」です。HACCP導入には手間がかかるのも事実ですし、記録の負担も増えます。しかし、HACCPの12手順7原則のうち、例えば、手順4と手順5で、製造フローの作成、現場の確認をすることで、ダラリ(ムダ、ムラ、ムリ)が見えてきますし、妥当性確認と検証を繰り返すことで製品の品質も高まり、不良製品の発生も少なくなることよりロス率も低くなります。また、何といっても基本は「5S」。5Sの効果は実証済みでまさに生産性向上の基本です。
今回参加いただいた専門家の皆様に、HACCPの基本的なことを理解していただき、工業製品関係の生産性向上支援のみでなく、食品関連事業者さらに農業関連事業者にも支援をしていただくことで、HACCP導入のみでなく生産性向上にもつながるとうれしく思っております。
私も、群馬県及び(財)群馬県産業支援機構が主催する「群馬ものづくり改善インストラクタースクール」修了生(No.156)として、HACCP導入支援はもちろん、生産性向上支援にもお役にたてるよう取り組んでいきたいと思います。