年初にお話ししました、「JFS-B Ver3.0」が今年(2022年)3月に発行されました。

上位規格の「JFS-C Ver3.0「」の内容に整合させるためです。

改訂の概略は、以下の通りです。

  • FSM4(食品安全に係る法令の遵守)について追加
  • 要求事項の内容の変更(主に C 規格 Ver.3.0 との整合のため)

・FSM 1(経営者または経営層の責任)、2(経営者または経営層のコミットメント), 13.1(購買),13.2(サプライヤーの管理), 14(トレーサビリティ)、 22(重大事故管理)

・GMP 3(施設・設備の設計、施工及び配置及び作業・製品の動線)、 4(重要管理点(CCP)では管理できない重要な危害要因の管理(交差汚染の防止))、11(空気及び水の管理), 15(輸送)、19 (保守)

  • HACCP は、Codex GPFH2020 の内容をふまえて、手順8(許容限界の設定)及び手順11(HACCP プランの妥当性確認及び検証手順の設定)を改定

<JFS-B Ver2.0とVer3.0の対比表>

https://www.jfsm.or.jp/scheme/docs/36fcadb717d0a9715280c59cd2cdb624c4795bdd.pdf

具体的な要求事項は以下のリンクの通りです。

<JFS-B(Ver3.0)要求事項>

https://www.jfsm.or.jp/scheme/docs/f83ca7492f65b9a57aff49e425352c1b170c5225.pdf

また、JFS規格は、ガイドラインが丁寧に作成されており、取り組みやすいことです。チェックリストも作成されています。

<JFS-B(Ver3.0)ガイドライン> 

https://www.jfsm.or.jp/scheme/docs/cb2752d6f1fdebaac4bf7f51dc6e93399d6f6446.pdf

<JFS-B(Ver3.0)チェックリスト>

https://www.jfsm.or.jp/scheme/JFS-B_Ver3.0selfchecklist.xlsx

 JFS-B(Ver3.0)適合に向け、ご支援の機会をいただきましたので、この内容をしっかりと理解し、食の安全・おいしさ実現に向け取り組んでいきたいと思います。