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食品工場経験を活かし5Sを基本にHACCP導入を親身に支援します

Author Archives: しょくらぶ

HACCP導入とGAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)

すでに昨年末になりますが、J(Japan)GAP指導員基礎研修に参加してきました。食の安全は上流からであり、農産物の安全・安心があってこそ、HACCPが活きるのであり。その取り組みの一環が農場でのGAPでの取り組みと考えています。GAPは、食品安全への取り組みはもちろんですが、それ以外にも環境保全の確保、労働安全の確保、人権・福祉に配慮した労務管理も含み、まさに農業の持続性に向けた取り組みです。今回学んだことを食品提供事業の皆さまにも共有しながら、また必要に応じ上流まで遡ることで安全・安心、そしておいしさの基盤を強固なものにしていきたいと思います。

HACCP導入とベートーベン『第九(歓喜の歌)』

昨日(21日)、今年9月にオープンした高崎芸術劇場で、群馬交響楽団と高崎第九合唱団による『第九』の演奏会に行きました。まず会場に入り、その豪華さ、そして音響の良さに感激、さらに演奏に入り、ボリューム感に満ちた演奏と合奏に酔いしれました。

今年も無事終わり、新しい年を迎えるのだなと~感慨にふけました。今年は長年勤めたサッポロビール(株)を5月に定年退職。以前からHACCPって何?どうすればいいの?という声を多く聞きお役にたてればとという思いで、7月に『食の安全・おいしさ倶楽部(しょくらぶ)』を起業しました。商売には程遠い半年でしたが、自分磨きを続けながら多くの方と知り合い、多くの声を聴くことができとても充実した1年でした。来年もより多くの皆様と出会い、喜んでいただけることを励みに取り組んでいきたいと思います。

HACCP導入と「2019国際ロボット展」

 2019年12月18日から21日まで「2019国際ロボット展」が東京で開催されており、昨日(20日)行ってきました。想像を超えるロボットの活躍、人との協働、AIの活用など多くの刺激を受けてきました。また、トヨタ流の価値を生まない活動はロボット化が進んでおり、まさに人である私たちが価値を生む活動が求められることを改めて思い知った次第です。HACCPで危害を想定することもAIによりできるようになると思います。記録をつけることもです。でも、こだわりをもっておいしいものをつくることは、その人しかできないこと。そしてそれをもって喜んでいただけること、そしてお客様の笑顔で満足することはこれからも大事なことと思います。HACCPを導入するには大変と思うかもしれませんが、あくまでも手段であり、本質を忘れないで導入を支援していきたいと思います。

HACCP導入と「ぐんま日独協会」

ドイツ留学経験もあり、ドイツをもっと知りたい、ドイツという共通言語で多くの仲間と知り合いになりたいという思いで、今年春から、「ぐんま日独協会」の会員となっております。先日(12月15日)会員によるクリスマスパーティーが開催されました。ドイツ留学経験のあるピアニスト、バイオリニストによる演奏、おいしいマドレーヌ、ドイツ語によるクリスマスソング合唱など久々にクリスマスパーティーを楽しみました。ドイツは食の安全・安心にも厳しく、もちろんEU規則に則りHACCPも義務化され、日本から輸出する場合はその基準に適合しなければなりません。そういえば、キッチンもとてもきれいでした。最近環境のことも話題になっていますが、ドイツから学ぶことは多くあります。日本は食のおいしさに関してかなり高いレベルでありますが、安全・安心について高いレベルといえるか?国際社会でリードしている日本に恥じないよう取り組んでいきたい。

HACCP導入と「群馬ものづくり改善インストラクター」

今月12月13日に、「群馬ものづくり改善シンストラクタースクール」の修了式が行われました。8月末から約4か月間、ものづくり改善の基本となる考え方、手法等を学ぶ20回の講座と、それを活かすための製造現場の実習を2回/週延べ4週間実施してきました。修了式前日には、製造現場の社長様はじめ実習企業様に、翌日の修了式前には、東京大学ものづくり経営研究センターの先生方や群馬県産業支援機構の理事長様、そしてお世話になった講師の皆様を前に発表会も実施し、無事修了することができました。

 ただ、まさにここからが出発です。ここで学んだこと、経験したことを企業様のものづくり改善に、そして食の安全・おいしさのベースであるHACCP導入と共に、お役に立てるよう、喜んでいただけるよう取り組んでいきたいと思います。

HACCP導入とコンサルタント

 HACCPの制度化に伴いコンサルが必要では?いやいや、コンサルタントの私が言うのも何ですが、いつもの取り組みを記録に残すことができていれば全く必要ありません。また、わからないことがあれば気軽にお問合せください。ただ、コンサルタントというとハードルが高そうに思えるのも事実だと思いますし、私もそう思っていました。しかし、今は人手不足、人財の多様化、働き方改革、IoT等自組織の中だけでの対応が厳しくなってきています。ドンドン外の力を借り、そして自分のものにする。私をドンドン気軽に利用してください。

 私の思いは、今までの経験を活かし、HACCPや食品衛生を専門とした食の安全・安心の実現であり、ソムリエやSAKE DIPLOMA、びあ検1級の資格、そして、ドイツ生活経験なども活かした食のおいしさを感じることで、さらなる上質な生活(3S:健やか、スマイル、至福)の実現です。そして、コンサルタントになろうと思ったのは、それを実現するために、食品関連事業者の片腕になりたいこと、そして、コンサルタントとして人財育成に喜びを感じることができることです。

 今後もより多くの皆様との出会いに喜びを感じ、一緒になってさらなる上質な生活の実現をしていきたいと思っております。

HACCP導入=【見える化】

 HACCP導入も大切ですが、それ以上に、お客様に製造現場、調理現場を自信もって、さらには誇りをもって【見せる】ことを試みませんか?それが、お客様への信頼を獲得し貴社のファンとなること確実です。こだわりを持った原材料の仕入から、お客様に提供するまでのすべてのプロセスを見える化すること。食品衛生管理レベルがしっかりとしていないと見せることができないでしょうし、こだわりを持って管理・製造していることが言えないようでは信頼が得られません。【見える化】できていれば、HACCP導入はできているも同然です。お客様に安全・おいしさをお届けするためにも【見える化】は大事なキーワードと覆います。

HACCPとゴルフ

私のゴルフはうまくないが、健康に良く、そして何よりも一緒にラウンドできる人との楽しい一日に至福を感じ大好きである。しかし、本当にゴルフは奥深く難しい・・・。林の中、池の中に喜んでボールが入っていく。うまい人からコースマネジメントをしっかりしないと、とアドバイスをいただく。HACCPも奥深く難しく感じるかもしれないが、いかに大けがをしないか、そのためのマネジメントの手段である。食中毒、異物混入などで信頼を失い営業の存続が危うくなった事例もある。そうならないためにも、あらかじめリスクを抽出し、優先順位をつけて管理(マネジメント)する。このHACCPの手法を理解し実践することで、重大事故防止はもちろん、従業員の食品衛生意識の向上にもつながり、品質向上、さらに売り上げ向上にもつながる。より多くの皆様が3S(健やか、スマイル、至福)を感じるためにも、HACCPで安心・おいしさを追求していきたい。ゴルフを楽しみながら♪

HACCPとIEの融合

 8月末から「群馬ものづくり改善インストラクタースクール」に通い始め、3回目の9月11日(水)。3回目の内容は「IE: Industrial Engineering」について、多くを学ぶことができました。IEは、「価値とムダを顕在化させ、資源を最小化することでその価値を最大限に引き出そうとする見方・考え方であり、それを実現する技術」。狭義のIEは、生産性向上で、特に労働生産性に目的を絞って作業研究とも呼ばれているとのこと。IEの分析手法として5つ。①工程分析、②連合作業分析、③動作分析、④稼働分析、⑤時間分析。そこでHACCPの手法に目を向けると、「HACCP 7原則12手順」の中で、手順4「フローダイアグラム(製造工程図)の作成」手順5「フローダイアグラム(製造工程図)の現場確認」がある。HACCPの食品衛生の観点からとIEの生産性向上の観点を合わせ現場の確認することのメリットは大きいと感じる。また、手順6の「危害要因分析」の分析には交差汚染の観点から①物の動線②人の動線の把握が必要となり、これもまさに食品衛生の観点からと生産性向上の観点を合わせて現場を確認・改善するメリットは大である。手順12の「記録の保存方法の設定」などHACCP導入には、記録の負荷が増えることによる抵抗も大きいが、HACCPとIEをうまく融合して進めることで、安全・安心のものづくりと生産性向上を成し遂げることができる良いチャンスである。今後も自分磨きを続け学び続けることでより多くの企業様、皆様に喜ばれるよう取り組んでいきたい。(mack記)

HACCP対応工場新設について

HACCP対応工場新設について考えてられる皆様へ

1. 新工場建設にあたって
(1) コンセプトをしっかりと持つ
(2) 貴社の強みを活かす、弱みを克服する機会と捉える
(3) 現状の生産量・生産品目と将来構想計画をたてる
(4) 予算計画(土地、建物、設備、ユーティリティー等々、イニシャルコストとランニングコスト、人員計画、公的な補助金・融資)は確実に
(5) スケジュール(いろいろな手続きで時間がかかる)
(6) 設計・施工のパートナー選び(食品工場の理解、アフターフォローも重視)
(7) 最新技術の収集(類似施設見学、AI、IoT、自働化)

2. 新工場建設に向けた具体的な行動
(1) 土地選定
  広さ、地盤、アクセス、近隣環境への影響(臭気、騒音、振動、排気、排水等々)を考慮
(2) 建物
  構造(鉄骨、鉄筋、プエハブ・・)、広さ、高さ、ゾーニング、低温環境、
防水環境、外装・内装材料
(3) 設備
  移設または新規購入、生産方式、生産機器仕様書、製造ラインレイアウト
(4)ユーティリティー
  電源、エアー、喚起、水、排水、メンテナンススペース、部品置場、
省エネルギー
(5)従業員関連施設(玄関、更衣室、便所、通路、休憩所・・)
  交差汚染防止、従業員に優しく
(6)HACCP対応:ソフト対策とハード対策のバランス
  ①ドライ化
  ②ゾーニング(清潔作業区域、準清潔作業区域、汚染作業区域)
  ③動線計画 : ①物  ②人  ③空気
    ④従業員教育

3. FSSC22000認証取得に向けた対応も並行して進める
 販路拡大、従業員意識向上(=品質向上)

                             以上